日本酒ファンの皆さん、こんにちは!
さて、今回は昨年も行った『全国日本酒フェア』の後編:西日本のお酒を紹介をいたします。
前編でも説明しましたが、『日本酒フェア』に先駆けて発表された『SAKE COMPETITION』では、広島、高知、山口のお酒が上位を独占。
どんなお酒が待っているのでしょうか? 楽しみです。
前編はこちらで紹介しています。
西日本のおすすめ県はやっぱり山口、広島、そして高知がよかった!
近畿では、時間がなくて新規開拓できず・・・
さて気が付けば、とっくに7時を過ぎて残り時間はあと30分。 急いで西日本ブロックへ行きます。
気持ちに余裕がなくなって、『兵庫』『京都』をスルーし、とにかく写真でファクトを残しまくりです。
奈良を覗きますと『倉本』があり、昨年旅行時に飲んだのは無濾過生でしたが、このラベルは一回火入れの純米酒。 なので少し穏やかでふくよかな味わいでした。
それにしても時間が無いにもかかわらず、順路通りに巡っても地理的連携がなくて目的の県にはつきません。
うーん、やっぱり疲れますね! 陣取りがパワーゲームになってしまったのでしょうか?
中国はやっぱり山口、広島ですね!!
単刀直入に、山口県のブースにやってきました。 『やまぐち地酒維新』と、まずは分かりやすいキャッチですね。
山口県人の気質は分かりやすいのが特徴! チョットおっちょこちょいでええ格好シー。 だから酒も旨いのかな?
最初は、IWC2020純米酒トロフィーをとった『中島屋』。 1年以上低温で寝かせたブレンド酒『結』は、とても滑らかで深い味わいです。
続いては、最近OEM商品『タカノメ』が売り切れとなっている『原田』。 どちらも、周南のお酒で、ブレイク間違いない逸品です。
山口は『獺祭』だけではないんですね。 でも、桜井会長がトラマサと大学同期なんで応援してます・・・
さて、次は若き蔵元杜氏が醸す厚狭の『山猿』。 秋吉台のカルシュームを含んだ硬水なのに、何故か柔らかな味に仕上がっています。
そして、防府の『錦世界』。 佐波川のほの甘い伏流水で醸される、柔らかで膨らみのある味わいです。
岩国でもなく、萩でもなく、今回は周南と防府・厚狭のお酒をいただき、山口の底力を感じましたね。
次に広島のブースに行ってみました。 やはり今年は、『SAKE COMPETITION』純米吟醸1位、純米大吟醸2位の『雨後の月』で決まりでしょう!
四国の酒どころ、土佐酒と阿波酒に参りました!
この春は、四国旅行で高知のお酒をたらふく飲みました。
さて、今日の高知のお酒どんな味わいでしょう。 高知オリジナルの『CEL酵母』が増えてきているのでしょうか。
今回は、佐川町の『司牡丹/二割の麹が八割を決める』を選択。 もう、説明はいらないようなお酒で、ふくらみがあってキレ良い酒に仕上がっています。
おっと、文佳人を飲むの忘れてた・・・
徳島のお酒でも、新しい『LED酵母』を使った『鳴門鯛』などが出てきていますね。
今回は、阿波の華やかな香りにキレ良い味わいの『瓢太閤』をいただきました。 後ろの藍染の暖簾がいいですね!
九州は回り切れずにタイムアップ!
もっと回りたいのに、もういつものメロディーが鳴り始めました。
あともう少し、急いで回りましょう!
大分です。 2019 SAKE COMPETITION スパークリング部門/GOLDの『八鹿スパークリング』を見つけました。 爽やかな口当たりですね。
『CANPAI CLUB』ですか。 さすが観光県だけあって、売り方うまいですね! 参りました!
『NUMBER(9) NINE』を掲げる熊本県にやってきました。 やっとの想いで、香りたかい『花の香』をいただきます。 最近は『産土』が大人気ですが、こちらも美味ですね。
とうとう、福岡、佐賀や長崎は回り切れずタイムアップ!
久方の池袋はキャッチが怖いので、そうそうと家路につきました。
まとめ
最後は例の『別れのワルツ(蛍の光)』が鳴ってきて、昨年同様に駆け足となりました。
いざ沢山のお酒を目の前にしますと、もうすっかり舞い上がって頭は空っぽ。 なので事前学習していったのですが、・・・
各県では、出品酒を張り出したり小紙で配布したり、お酒に附番して選びやすい工夫もありました。
一方では、リストもなくて展示会的なスタイルが散見され、もっと分かりやすさが欲しい場面もありました。
さて今年は、3000円程度で『SAKE PARK』『青酒会』『全国日本酒フェア』と巡ってきましたが、手頃に利き酒ができるイベントが再開されてうれしい限りでした。
皆さんもいろいろなイベントに是非出かけられて、新しいSAKEに出会ってみてはどうでしょうか。
それでは今回はこれで失礼します。 最後までお読みいただき有難うございました。