さて2日目は京都の桜、3日目は吉野山の桜巡りです。
2022年の京都・奈良の開花日は、3月24日と25日。 昨年と比べますと、8日及び4日遅れでした。
一方、満開は京都が3月30日で、奈良が3月31日。 吉野は下千本が4月8日、中千本が9日、上千本が10日でした。
さて、早速満開の京都の桜を紹介しましょう。
2日目は京都の桜を堪能、東寺のライトアップしたスケールに驚き!
朝一番は、日差しもまぶしい嵐山の桜と平野神社のさくら苑
ひもとけば京都の桜も8年ぶり。 前回は二条城、その前の年はインクラインから平安神宮、哲学の道、円山公園、祇園白川、吉野桜、彦根城、そして薄墨桜へと巡りました。
そこで今回のプランは、これまでのベストワン『醍醐寺』と夜桜No1の『東寺』をメインにスケジュールしてみました。
廻る順路も大事なのですが、やはりカメラの順光を優先したつもりなのですが、『醍醐寺』はお昼からでなく午前中の方が良かったですね。
それでは早速紹介しましょう。 まずは嵐山からスタートです。
丁度満開の桜が何処も溢れかえっています。 ついつい寄り道で、天龍寺をちょいと覗いてから昔泊まった『らんざん』の前を通り、川辺に出ます。
外国人のいない嵐山は静かで落ち着いています。 大覚寺あたりも朝は静かなので写真を撮るにはよさそうですね。
さて、次は京福電鉄の桜を期待したのですが、がっかり桜名所みたいで、桜の名所『平野神社』へ気を取り直して向かいます。
府立植物園はさまざまな桜の乱舞、人気のインクラインは若者で一杯!
実は、最近人気のある『原谷苑』を狙っていましたが、まだ咲き始め。 『らんざん』のお泊りと仁和寺の『御室桜』ともどもは次回としました。
さて次は、府立植物園にバスで向かいます。 地下鉄バス共通券をもとめるも販売はなし。 バス車内販売は『バス1日券』のみなので注意が必要です。
植物園前でバスを降り、鴨川の堤『半木の道』にすすみます。 写真は7分咲に見えますが、他の枝垂れ桜はまだ開花直後のようでした。
いっぽう植物園内は、枝垂れもソメイヨシノも満開でした。 ぼやいて聞けば70歳以上は無料とのこと、お寺さんに二言三言いいたくなる京都ですが見直しました。
錦市場はつまみ歩き程度、醍醐の古典桜が台風で無くなるも若木が艶やかだ!
もうお昼になったので錦市場を目指しますが、予定のバス路線ではなくて右往左往。 乗換えでようやく到着します。 それにしても京都のバスはとばしますね!
錦市場では京都ならではの食材探しをするも、お気に入りがなかなかありません。 やっと見つけたのが『はもの天ぷら』。 お酒があればねえ…
さて少しばかりお腹をみたしたので、市役所前の地下鉄までの商店街を歩いて見ます。 錦市場や近くのアーケード街の長さにはびっくり、とても歩き疲れました。
相棒に聞けば伏見の酒蔵は以前いったそうなのでパスして、醍醐寺の前に『インクライン』へ寄って見ます。
コロナ対策もせずにウェディング撮影のカップルが3組もいた。 もう、こんなに人がいるのにどうかしているね!? 結婚式場が潰れちゃうよ!!
さっきの商店街の長さに足が参ったようで、悲鳴をあげています。 緩やかなのぼり道を歩いて10分余り、醍醐寺に到着です。
ここは拝観料が1500円、さらに特別拝観が500円かかります。 府立植物園を見習ってシルバー無料か、せめて割引が欲しいところ。
醍醐寺は874年の開創。 醍醐・朱雀・村上の天皇三代の帰依により基礎が築かれたそうです。
伽藍をはじめ国宝が多く、なかでも五重塔は951年の建立と言われ、国内では4番目の高さだとか。 杉木立をバックに凛とした立ち姿が美しいですね。
また有名な『秀吉の醍醐の花見(1598年)』は三宝院の裏山で行われ、700本のさくらが移植されたそうですが、もう姿は見えません。
京都市内の『さくら名所100選』は2カ所、『仁和寺御室桜(おむろざくら)』と『醍醐寺』のみ。 醍醐寺はソメイヨシノ、枝垂れ桜、ヤマザクラと三種類が楽しめますよ。
2019年の台風は、霊峰館の京都最大のソメイヨシノや横幅30メートルを超える枝垂れ桜を無残な姿にしてしまった。 本当に残念だ・・・ 過去写真のせるから我慢してね!
古都の夜桜は『東寺五重塔』できまり! 立体曼荼羅も素晴らしかった
東寺と言えば、何といっても『五重塔』。 826年の弘法大師さまの創建着手から4回建て直されており、現存は1644年徳川家光の寄進とされています。
この塔は醍醐寺のよりも大きく、日本の古塔では55mと最高位を誇ります。 ライトアップされた姿は圧巻でとても大きいです。
ライトアップ期間中は、金堂及び講堂の仏像群も特別拝観ができます。 大師の密教の教えを表現する『立体曼荼羅』の仏像の数々は圧巻でした。
東京の2019年展示では広い空間だったから、凛々しい像の姿がよく見届けられたけど、実際は狭い空間だったかな! その時の帝釈天のハンサムなお顔(写真OKでした)のせとくね。
2日目の夜はワインのような『KURAMOTO』、よく味のりしている!
さて2日目の夜ごはんは、少し早いけど京都駅でいただきました。 お昼はおつまみ程度だったのでお肉をセレクト。
そしてホテルに帰っての打ち上げは、昨日買ってきた奈良の『KURAMOTO』。 おつまみは、またまた伊勢丹で仕入れました。
初のみの『KURAMOTO』ですが、白ワインのように瑞々しくて、昨日の『ALPHA1』よりも味乗りしていますね。
さて、今日の万歩計は35千歩。 お疲れ様でした!
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
3日目の吉野桜は、長くなったので別記事にしますね。