仏が浦のエメラルド色の海と八戸の海鮮と地酒を巡る旅

仏が浦のエメラルド色の海と八戸の海鮮と地酒を巡る旅
下北仏が浦

皆さんこんにちわ、今回の酒旅は青森県は下北半島の絶景と八戸のグルメと日本酒を紹介します!

下北半島は秘境ゆえに、車と船でほぼ1日かかってしまいます。 

勿論、日帰り弾丸ツアー的なスケジュールも可能ですが、そこは酒旅なのでゆっくりといきたいところ。 でものんびりし過ぎると時間が掛かってしまうのです。

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秘境仏が浦へのフットワークは、レンタカーがベスト

さて、そんな訳でまずは下北観光の起点である『下北』を中心にして、スケジュールを立ててみます。 

まずバス便ですが、JR下北駅から観光船発着の佐井まで2時間半。 バス料金は往復で5000円もかかるんです。 ですから、一人旅でも迷わずレンタカーを選択します。

そこで、レンタカーをどこで借りるかということになりますが、八戸からJRは2時間、車でも2時間なので、体に楽なのは下北か、むつで借りるのがベストです。

しかし、野辺地からの大湊線は強風地帯らしく、運休の場合はバス代行となる可能性があります。 冬は厳しいですね。

ところで、問題なのはレンタカー会社が少ないこと、下北の駅前に2社あります。 格安のニコニコレンタカーが無くなってしまいましたね。(2021/6現在)

旅のルート

東京/はやぶさ1 6:32発 ⇒ 9:21着 八戸/快速しもきた 9:33発 ⇒ 11:07着 下北

さてここからは、観光スポットとフットワークを組み合わせてベストなプランを選択します。

目的地の仏が浦までのドライブ時間を計算しますと、むつ⇒大畑⇒大間⇒佐井が最短で1時間半となります。 運転に自信のない人はこちらのルートが安心です。

佐井港からの観光船は、仏が浦に上陸後30分で佐井港へ引き返してしまうので、時間が足りませんね。 写真を撮るならば次の便で帰ることになります。

そこで折角なので、下北半島を時計回りで、むつ⇒川内⇒牛滝⇒夢の海中号:15分仏が浦往復⇒大間の一周プランにしました。 

なお、2021/6現在この航路はブログ更新がなくて、運航中か不明です。 出かける際は電話での確認が必須ですね。

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仏が浦の灰緑色の奇岩とエメラルド色の海は、夏なればこその絶景

八戸からは、快速下北で約2時間で『下北』へ到着します。 下北半島は大きくて時間が掛かるのです。 冬はともかく、観光シーズンの電車は混んでますね。

下北到着後は、レンタカーでひたすら西へすすみ、川内から山間部へ入り、牛滝港へ向かいます。 すれ違う車も少ないのですが、飛ばし過ぎないようにしましょう。

牛滝は漁師さんの港。 沖合には定置網があり冬は寒ダラ漁で賑わうそうで、多いときは日に1000本も上がるとか。 どうも観光船は漁師さんの夏のアルバイトみたいな感じですね。

若女将さんとそんな話をするうち、小さな観光船が帰ってきました。 さあ、乗り込むのは一人なので直ぐに出発です。

わおー、船はゆっくりと進みますが揺れるので、カメラが上手く構えられません。 海の色は、日が差してないのでエメラルド、晴れてればラムネ色かな。 

そしてそそり立つ絶壁・・・ 知床の海と双璧ですね!

15分チョットの船旅で、いよいよ上陸です。 時間を確認しますと、次の船が来るまでにと言われたのですが、果たしてお客さんがいるのか心配になります。

まあ、往復30分程度と想定して散策しましょう。

色々と夢中で写真をとっていると、直ぐに時間が経ってしまいます。 

いやあー、自然の力とは人の想像を超えて、まさに『神秘』の世界ですね。 ただただ、感嘆するのみです。

乗り遅れると大変なので、心配で25分位で帰ってきますと船はもう待っていました。 お客さんいなかったのでしょうか? 

トラマサ
トラマサ

あれ、帰りはなんか運転手交代してるみたいだけど・・・ ゆらりゆらりとのんびりしたスピードで、エメラルド色の海を見ながら気分もゆったりしてくるね!

下北の夏のグルメは、ウニと鮪なのに時間に間に合わずゲットできず 

実はプランニングの段階で、昼ごはんをどうするか一番悩みました。 下北はお店が少ないのです

もちろん車ですし、弁当の類でも仕方ない旅路ですが、ねらい目はウニ。 

もし反時計回りの大間経由ならば、間違いなく『マグロ丼』でしょう。 でも、帰路は地温泉に行きたかったのです。

そこでネットで調べてみると、直ぐ近くの福浦の食堂がよさそうで、レンタカー出発時に電話で予約を入れます。 

でも、時間がおしてしまい到着時間は2時半を過ぎて店じまい。

向かいのお店のおばあさんに頼み込んで、なんとか海鮮丼をいただきました。 でもおばあさんのお昼ご飯を奪ってしまったかな・・・

下北の地温泉『下風呂温泉』は海の男の熱湯で最高!

どうにかお昼を済ませて、大間に向かいます。 大間まで来れば、道も広くて安心。 

マグロの看板に魅かれますが、あとは下風呂温泉目指してまっしぐら。 新湯と大湯の2カ所あるのですが、地元の聞きこみで『大湯』を選びます。

下風呂の湯は熱いので有名。 熱々の湯船に足をほんの少し入れてみますが、やはり無理。 背中に般若のお兄さんは、冷えた体をしっかり温めていますが・・・

じつは、新しい『潮の湯』が2020年にオープンし、古の湯は無くなってしまいました。 でも熱々の源泉は健在だとか。 レストランもあるので、是非出かけて見て下さい。

トラマサ
トラマサ

ここの名物はあんこう鍋なんだって! レストランでもアンコウの煮物やヒラメ丼だしてるけど、泊まりで食べてみたいね!

下風呂温泉 大湯

ところで下北半島の道路ですが、半島の東側の道路はほぼ直線で、よく整備されて走りやすくなっています。 反対に牛滝から佐井までは、狭いカーブ道なので注意しましょう。

さて下北でレンタカーを返却し、今夜の宿八戸まで電車で向かいます。

八戸は、海鮮居酒屋『さめ八』で地物の肴と地酒できめる

八戸には何回も来ていますので、到着が遅くても迷わずお店に突入です。 今夜もそんな状況でいつもの『さめ八』です。

ここはお魚の刺身や、焼きものがとても美味しいんです。 なんと、馬刺しもあります。 勿論、郷土食のせんべい汁やいちご煮もあります。

そして、地元の日本酒の品ぞろえも豊富です。 今夜は七戸町の『作田』、やや辛です。 青森は秋田と比べると全般的に辛口が多いですね。 地元の甘口『陸奥八仙』もいただきましたよ。

さて締めは、お店オリジナルの『いがめし』。 そう、いかめしですね。 表面が焼いてあり、またまたお酒の追加となります。

まとめ

新型コロナの影響で、観光サービスや飲食業、酒造業の多くが影響を受けています。 地方も都市部もみんな困っている状況ですね。 

それにしても、飲食関連ばかり取り上げられていますが、JR各社も巨額の赤字。 コロナ治療薬の開発も進んできており、あともう少しの辛抱でしょうか。

さて夏の酒旅、写真だけではライブ感は伝わりにくいですが、すこしは慰みになりましたでしょうか?

今はなるべく人込みを避け、状況を見極めながら、心をしっかりと引き締めて今を生き抜くしかないでしょう。 あともう少しです。

それでは皆さん、今回はこれで失礼します。

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