秋田の錦秋の武家屋敷と露天風呂、レトロな内蔵で醸す銘酒を訪ねる旅!

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  • 角館武家屋敷の錦秋
  • 田沢湖畔
  • 乳頭温泉黒湯
  • 山の宿芋鍋
  • 増田の街並み
  • 黒漆喰の内蔵
  • 日の丸醸造

皆さん こんにちわ!

いよいよ東京からも10月からGoToで旅が出来るようになりましたね。 

『ウィズ コロナ』 の影響が少なそうなみちのく。 夏旅は岩手だったので、今回は錦秋の秋田への酒旅をご案内しましょう。 

今回の目玉は秋田県角館の『武家屋敷の紅葉』、秘湯『乳頭温泉』、そしてレトロな『横手市増田の街並み』と銘酒『まんさくの花』『稲庭うどん』を紹介します!

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秋田角館の黒塗りの武家屋敷に映える紅葉は必見!

黒塀に映えるカエデの錦秋のグラデーションは見事!

角館武家屋敷の錦秋
角館武家屋敷の錦秋

秋の酒旅は、車窓を彩る山の紅葉を肴に地酒をいただくのがベスト。 然らば電車で行きましょう。

旅のルート

東京駅発 こまち1号(6:32発) ⇒ 角館には約3時間で到着(9:35着)

みちのくの小京都と呼ばれる『角館』は、佐竹北家の城下町として栄えました。 この城下町は武家屋敷と桜や紅葉の並木道がとっても有名ですね。 

角館黒塀と紅葉

私はこれまで何度か訪れているのですが、残念ながら春の枝垂れ桜だけは見逃しています。

秋はカエデ、イチョウが赤や黄色に色づきまさに錦秋の世界、黒色の板塀に映えて幻想的な風景を生み出しています。 ベストは10月下旬から11月上旬ですね。

ランチは比内鶏の親子丼がおすすめ、お酒は『秀よし』『やまと雫』で決まり!

秋田と言えば有名なグルメ比内鶏ですが、角館のランチには『比内鶏親子丼』がお勧めです。

比内鶏親子丼『桜の里』

和の風情ある気さくな店内に小上がり席を完備。名物の稲庭うどんの他、比内地鶏を使った親子丼、串焼き、唐揚げも提供。 武家屋敷通りの中ほどに位置してます。

日本酒を求めるなら、駅前の『地酒のふじた』が便利。 日本酒は江戸時代から続く地元の『秀よし』や、『やまとしずく』で決まりかな。

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一度は泊まりたい憧れの乳頭温泉でお湯と紅葉のコラボを満喫!

田沢湖や乳頭温泉には山の紅葉を眺めながらバスで行こう !

角館でお腹を一杯にしたら、当然温泉でしょう。

鶴の湯

移動は秋田新幹線で『田沢湖駅』まで行き、そこからバスで乳頭温泉へ。 途中、田沢湖を経由しますので時間に余裕があれば散策するのもお勧めです。

旅のルート

JR秋田新幹線 角館13:50発 ⇒ 田沢湖駅14:04着

羽後交通バス 田沢湖駅発 14:20発 ⇒ 田沢湖畔14:32発 ⇒ 乳頭温泉 15:08着

乳頭温泉は大人気の温泉地、もはや秘湯ではなくなった

乳頭温泉と言えば、鶴の湯を始め秘湯ファンが押し寄せて、なかなか予約が取れなくなっていますね。 でも今年なら少し空きがありそうです。

蟹場温泉

今年はGO-TOでまた直ぐに復活しそうですので、お急ぎください!

私の好みで言えば、秋は最奥にあるランプの露天風呂『黒湯温泉』がお勧め。 山紅葉真っ盛りの10月20日前後は最高の雰囲気の湯あみとなるでしょう。 

乳頭温泉黒湯
乳頭温泉黒湯

なお黒湯は11月上旬にはクローズとなりますので確認して出かけましょう。

それから、鶴の湯別館『山の宿』もお勧めです。 10月を見ますとまだ空きがあります(10/13現在)。 基本料理は鶴の湯と一緒で、こちらの方が喧噪を避けてゆっくりと湯あみできますよ!

トラマサ
トラマサ

そうそう、電波が届かないためテレビはありません。 暇を持て余して退屈しそうなら、お酒を買い込んでいくといいね。

増田のレトロな街並みで雪国の暮らしに想いを馳せ、蔵で生まれたお酒を飲もう!

増田のレトロな街並みは雪深い秋田の文化遺産

皆さん、横手市と言えばB級グルメの『横手焼きそば』や『かまくら』を思い浮かべる人が圧倒的に多いでしょう。

今回は、まだ余り知られていない横手市の『増田の街並』を紹介します。

増田の街並み
増田の町屋
旅のルート

羽後交通バス 乳頭温泉発 8:50発 ⇒ 田沢湖駅 9:38着

R秋田新幹線 田沢湖駅10:26発 ⇒ 大曲駅10:50着 奥羽本線11:15発 ⇒十文字駅11:45着 ⇒ タクシー 増田町

※バスは本数が少ないので十文字駅でタクシーを電話で呼びましょう。¥1300(10分)

秋田横手盆地の東南部に位置する増田町は、江戸時代から人や物資が行き交う流通拠点としてにぎわい、明治から大正にかけては県内有数の商業地に成長しました。 

その中で商人らがこぞって建造したのが『内蔵』で、400mほどの通りに40以上の木造の町家が建ち並んでおり、レトロな雰囲気を楽しみながら散策できます

黒漆喰の内蔵
増田の黒漆喰内蔵

増田の内蔵の特徴は、お店と居住空間の奥に作られていて、鞘(さや)と呼ばれる建屋で覆われていること。 そんな町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

トラマサ
トラマサ

白漆喰や黒漆喰磨き仕上げなどの意匠が凝らされた蔵は、必見だね! 豪雪地帯としても知られるこの地ならではの様式文化には、参りました。 

稲庭うどんは雪深い秋田の地で生まれた逸品

ほんの少しの距離だけど、内部を見ていたら直ぐに2、3時間かかるので、まずはお昼を頂きましょう。 秋田の麺類と言えば『稲庭うどん』ですね、佐藤養助商店でいただきましょう。

稲庭うどん

蔵の街増田で『まんさくの花』は内蔵でゆっくりと醸されている!

実は増田の街には最近まで3軒の酒蔵があったそうですが、現在残っているのは『まんさくの花』を醸す日の丸醸造のみ。 

日の丸醸造
日の丸醸造

ここもやはり内蔵を持っていて、仕込み場などは奥の方に鎮座しています。 店頭入り口から内蔵までは見学できますので、是非奥まで足を延ばしましょう。

店頭では200円で試飲ができますよ。 勿論商品購入もできますので、買い込んで帰り旅を盛り上げましょう。

まとめ

いかがでしたか? みちのくの小京都、秋田角館のあでやかな紅葉。 そして、乳白色の濁り湯の乳頭温泉。 

横手増田のレトロな街並みに癒されて頂く『稲庭うどん』と、秋田銘酒『まんさくの花』。

10月の下旬~11月上旬がベストかと思われますが、GoToでお得な旅を満喫してください!

それでは皆さん、紅葉の酒旅続きは信越編を是非読んでくださいね!

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